【オリックス】曽谷龍平、少年時代につづった「エース」襲名で日本一奪還誓う 家族でよく訪れた「イオンモール大和郡山」でトークショー
オリックスの曽谷龍平投手(24)が3日、奈良・大和郡山市内の「イオンモール大和郡山」でトークショーを行った。隣町の生駒郡斑鳩町の出身で、子どもの頃は家族でよく同施設に訪れていたという左腕。思い出の地で「日本一奪還に貢献したい」と今季目標を定め、同時に少年時代の自らの夢を思い返した。 斑鳩少年野球部に所属していた小学2年時(8歳)に「自分への手紙 20才のりゅうへいへ」と題し、「オリックスバハァローズにはいっています。(中略)野きゅうのエースになります」とつづっていた曽谷。憧れの球団に入り、2年目の昨季はチームトップタイの7勝を挙げるまでに成長した。そんな愛息の姿を、この日は舞台袖から見守った父・博一さん(51)は「自分の子どもじゃなく、遠い存在になった」と誇らしげ。だが、自身は「悔しいこともあった」と、開幕2軍スタートとなった昨季に合格点は与えなかった。 約1時間のショーを終え、「地元で応援していただいているって再確認できた」と曽谷。その上で「今年は1年間、けがなく規定投球回を目指したい」と、幼き日の夢に近づくフル回転を誓った。(南部 俊太) 〇…岸田監督が1番打者と代走の切り札を募集した。5位に沈んだ昨年は、ともに最適任者が不在。すでにドラフト1位の麦谷(富士大)が1番を希望しており「すごくいい競争になるんじゃないですか」と福田や中川らも刺激した。リーグ最少の61盗塁にとどまり、盗塁成功率(65・6%)も同5位。スペシャリストだった小田(育成コーチ)も現役引退し「一枠、使います。必要になるし、そこも競争ですね」と渡部や杉沢、茶野らの奮起にも期待していた。
報知新聞社