外はサクッ、中はトロッ!罪な味の「タイ風揚げバナナ」を自宅でつくる方法
最近、キッチンのフルーツボウルをちらっと見て、「これは大変だ」と思いました。 どうやらパートナーも私も2人揃ってバナナを買ってきてしまったようなのです。まだ食べるには早すぎる状態でしたが、6日も経てば一気に熟しすぎの状態となってしまいそうでした。 外はサクッ、中はトロッ!罪な味の「タイ風揚げバナナ」を自宅でつくる方法 これではバナナが無駄になってしまいます。そうならないよう、私はお気に入りのタイのバナナのお菓子「クルアイ・トート」をつくることにしました。 タイでは、クルアイ・トートはフリッターのような揚げたバナナのお菓子の一種です。 クルアイ・トートは、タイ産の小ぶりな「ナムワバナナ」を使ってつくります。 ナムワバナナをゴマとココナッツフレークを混ぜ込んだ米粉の衣に浸して、揚げます。バナナは油から取り出すと、外側の衣は茶色くサクサクとしていて、中身は柔らかくほぼカスタードのような状態になります。 1つだけ食べるなんて絶対にできません。3つ、いや5つでも足りません。そのため、余ったバナナをあっという間に使い切ることができます。 ナムワバナナは甘くて硬く、一口サイズのこのスナックにぴったりの大きさです。 しかしタイ風揚げバナナをつくるのに必ずしもその品種が必要なわけではありません。 もし食料品店でこの小ぶりなナムワバナナが見つからない場合は、手に入る甘いバナナを使用してください。 また、熟しすぎたバナナは避けたいところです。少し緑がかったバナナは、揚げても形を保つのに十分な固さがあり、調理によってほのかな甘さが引き立ちます。 私が使ったのは、黄色くなったばかりのバナナで、これも揚げたあとにしっかり形を保つことができ、クリーミーな食感になります。 黒く斑点がついていたり、熟しすぎたバナナはおすすめしません。衣の中で形が崩れてしまい、甘すぎる味になってしまいます。 少し前もって考える必要はありますが、このレシピはバナナが無駄になってしまう前に、たくさんのバナナを使い切るすばらしい方法です。