中上貴晶、濡れた路面で10番手「楽しみつつマシンを理解できた」/MotoGPムジェロ公式テスト
6月3日、MotoGPクラスのムジェロ公式テストがイタリアのムジェロ・サーキットで行われ、中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は10番手で終えている。 【写真】中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)/2024MotoGPムジェロ公式テスト 日曜日に開催されたMotoGP第7戦イタリアGPの決勝から一夜明け、ムジェロ・サーキットの様子は打って変わってウエットコンディションとなった。 この雨によりテストスケジュールを変更せざるを得なかったが、この機会にチームはさまざまなウエットセットアップを比較して試すことにした。これまで雨天で走る機会が少なかったため、将来のウエットレースに役立つ情報収集ができたようだ。 時間とともに濡れた路面が表情を変えるセッションのなかで中上は29周を走りこみ、14周目にトップから10秒883差の1分58秒500を記録し10番手につけた。 ■LCRホンダ・イデミツ 中上貴晶(10番手) 「普段はこのような状況で苦戦していたので、今日のウエットコンディションでのパフォーマンスには満足しています。今日は、最初の走行からベースセットアップを変更してみましたが、結果は良好でした。全体的にマシンのフィーリングは良かったです。楽しむとともに、マシンと電子制御についてより理解できました」 [オートスポーツweb 2024年06月04日]