侍ジャパンで四番起用の森下翔太「阪神でも四番打者に適任」期待の声が
スーパーラウンドでも期待
昨年11月に開催されたアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)で侍ジャパンに選出され、大会のベストナインに選出されている。侍ジャパンの井端弘和監督は今回のプレミア12に向け、「欲を言えば今回のAPCSのメンバーの半分以上が入ってほしい」と語っていた。その言葉の真意を、週刊ベースボールのインタビューで語っている。 「今回のメンバーは、オーバーエージ枠はありましたが、基本的には24歳以下の選手たちでした。プレミア12で優勝することだけを考えるなら、その時点で呼べるフルメンバーを集めればいいんですが、次のWBCは26年です。さらにその先は28年がロサンゼルス五輪で、その前年には予選があります。4年後、5年後を見据えていかなければならない。今、24歳の選手たちにとって4年後は28歳。一番、選手としていい時期になります。だから今回のAPBCを戦った選手たちをはじめとするこの年代に、しっかりと経験を積ませるのが自分の仕事かなと思っています」 スーパーラウンドはアメリカ、ベネズエラ、チャイニーズ・タイペイと対戦して上位2カ国が決勝戦に進出する。難敵が続くが、重圧のかかる試合で活躍できれば、選手としての価値が高まる。四番の森下が侍ジャパンを頂点に導く。 写真=BBM
週刊ベースボール