【ロッテ】吉井監督“真のスター”の出現を期待「昔は角中や荻野らスーパースターの選手がいた」
突き抜けた、スーパースター求む! ロッテの吉井理人監督(59)が、優勝に向けて不可欠な要素を述べた。昨季は2位、今季は3位。来季で就任3年目となる指揮官は、2年連続Aクラスの手腕を発揮したが、勝率1位での優勝は50年間遠ざかる。 王者ソフトバンクとは18・5ゲーム差開いたが、レベルの差については「そこまで感じていないんですけども、いわゆるスーパースターですよね」と圧倒的な存在が必要と話す。 若手の台頭こそ著しい。大卒5年目の佐藤は捕手部門でベストナイン受賞。大卒4年目の鈴木、高卒5年目の横山はキャリアハイを更新して勝ちパターンに定着。いずれも侍ジャパンとしてプレミア12に出場し、活躍の場を広げた。 だが、優勝にはスター選手の台頭が欠かせないと指揮官は強調する。「昔は角中や荻野がいたと思うんですけど、彼らがちょっとおじさんになってきて。それに続くスーパースターをどれだけつくれるか」と語った。 来季で、首位打者2度経験の角中は38歳、不動のリードオフマン荻野は40歳になる。アマチュア時代に名をはせた藤原、安田らを筆頭に「突き抜けて活躍できる選手が1人でも多く出てきてほしい」と“真のスター”出現を大いに期待する。