バフムト「包囲されていない」ゼレンスキー大統領が広島で会見(全文1)
トルドーから機材の約束はなかったが、絶望していないか
記者:今日、ジャスティン・トルドーから特に機材の約束はなかったんですけれども、絶望はありませんか。 ゼレンスキー:ご理解いただきたいのは、カナダとはとても強力な、良い協力関係ができています。また、進行中のことがあって、まだ発表できないこともあります。ただし、カナダが大変支援しています。例えば、地雷除去システムについてカナダから大きな協力をいただいています。ロシアは普通の敵ではなくて、もうテロの行動を取っているので、ウクライナの農地に地雷を設けています。数万平方キロメートルの面積です。これが1カ国からの支援だけでは不十分であり、カナダからこの関係でいただくパッケージはとても有意義です。もうすでに最初のロットが調達されています。
ブラジルの大統領と会っていないのはなぜか
記者:Bloomberg。たくさんのリーダーとG7で面会しましたけれども、1人だけ会っていないのがブラジルの大統領。どうしてですか。ロシアは侵略国家であり、最後の侵略国家になるようにと演説で言ってましたけれども、ブラジル、インドなど、ロシアに資金を送っている国の対策としては何が可能ですか。 ゼレンスキー:まず、ブラジルが、中国、インドがロシアに具体的な武器を送っているという証拠はありません。ただし、そういうこともないようにさまざまな事前対策も取ってます。そして、今みんなここで集まったのもとても大事なメッセージ、および進展であります。平和のフォーミュラの実現のためにできるだけ多くの国に関与していただきたいです。G20、去年のバリで私が発表した提案に基づいて最初のサミット、平和フォーミュラのサミットにできるだけ多くのリーダーに参加していただきたいです。そういう意味では今日、この協議に、多くの時間をかけました。ほとんどのリーダーと面会することができました。もちろん、皆さんがそれぞれのスケジュールがタイトでありまして、ブラジルの大統領と会うことができませんでした。 記者:それで、絶望していますか。 ゼレンスキー:いや、たぶん先方が絶望してるんじゃないですか。 【書き起こし】ゼレンスキー大統領が広島で会見 全文2に続く