地域に愛された銭湯「菊の湯」復活 廃業から1年半「地域の憩いの場を復活させたい」若者がつないだバトン 人気レゲエグループ「湘南乃風」若旦那さんも応援に 北海道旭川市
オープンを心待ちにする地元のファン
オープンが迫る中、うれしい出来事もありました。 「電気ついたもんですから2人でよろこんで、わーって来たんですよ」(菊の湯に来た客) 菊の湯の近くに住む遠藤とみ子さん。オープンを心待ちにするファンの1人です。 「ここから(菊の湯が)見えるの。8月に菊の湯の看板の電気ついたっていうから、本当だって」(菊の湯の常連 遠藤とみ子さん) 「(この1年半は)長かった。1~2回、自分のところで沸かして入るけどね、あずましくないの、狭いから」(菊の湯の常連 遠藤さん)
夫婦で40年以上通っていた遠藤さん。復活を心からよろこんでいました。 そして9月8日、1年半ぶりに菊の湯ののぼりが…。 「(客が)いっぱい来てくれるのが楽しみ。『いいお風呂だった』っていう言葉をもらえれば最高です」(菊の湯 川口さん) 9月9日のオープン、長い行列ができていました。
人気レゲエグループ「湘南乃風」の若旦那さんも応援に
「ここまでの道のりはすごい長かったんですけど、どんどん良い銭湯にしていきたいので、末永くよろしくお願いします」(FRO CLUB 塩路道徳さん) 1年半ぶりに復活した「憩いの場」。新たなサウナも完成しました。 「楽しみにしていた。近所なので毎日でも来たい」 「最高です」 「待ってましたオープンを」(いずれも客)
そしてオープンに合わせ、塩路さんの友人で人気レゲエグループ「湘南乃風」の若旦那さんも応援に。 「最高の温度で水質もやわらかくてサウナも良い温度だったので風呂を知っているなという銭湯でした。ここはまた新たな銭湯の聖地になるのでは」(湘南乃風の若旦那さん) 熊谷さんから若者に託されたバトン。 「うれしい。今までやむなく閉店して1年半休んでいたから、客も寂しい思いをしただろうし。若い人たちがまた客を招き入れているのを見ると良かったなと思うし、これをずっと続けてほしいと思う」(菊の湯 先代店主 熊谷さん) 「近隣住民や色々な世代の方々に愛される銭湯になっていけばと思う。イベントなどで菊の湯 地元を盛り上げていけたら」(菊の湯 川口さん) 「菊の湯」の新たな歩みが始まりました。
UHB 北海道文化放送
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