高さ約14cm! 魚匠屋 神田本店の「たっぷりの海鮮みぞれ丼」は一杯で2度美味しいデカ盛りだった!
美味しいものをお腹いっぱい、思いっきり食べたい…。実際に食べられるかどうかは置いておくとして、漠然とそんな気持ちが常にどこかにあるのが世の男たちではないでしょうか。そして、そんなロマンを叶えてくれる、“デカ盛り”と呼ばれるメニュー。我々&GPが見つけてきた、ワンパク“デカ盛り”メニューをぜひご賞味あれ! 【画像で詳しく見る】 東京の中でも有数のランチ激戦区でもある神田駅前エリア。そのため、ボリュームがあって、良心的な価格で、注文後すぐ出てくるランチセットを出す店はクチコミで一気に広がりがち。 今回向かったのは「魚匠屋 神田本店」。魚や米など生産者から直接仕入れることで、美味しくてしかも良心的な価格で食べられると評判の店。ここのランチ限定で、山盛りの海鮮丼が食べられるという噂を聞き、果たしてどんな丼なのか、早速調査することに。 席に着き、ランチメニューをチェック。すると真っ先に目に入ってきたのが“超名物”と書かれた「たっぷりの海鮮みぞれ丼」(1500円)。これこれ! これが食べたかったんです! メニューを読むと、“漁港直送の新鮮な鮮魚” “ぶつ切りを豪快に” “卵黄と醤油を混ぜた黄身醤油をかけて召し上がれ”などと書かれています。もぉ文字を読んでいるだけでお腹が空いてくる! ちなみにメニューには「海鮮みぞれ丼ダブル」(2000円)や「トリプル」(2800円)もありますが、今回は2倍、3倍にせず1500円の丼に決定。まず基本がどれくらいのボリュームなのかを知るのがセオリーなので。 ご飯の量は普通の場合約1合、330gとのこと。そこまでデカ盛りではないと思いきや、この店はなんとご飯のおかわりが無料。なので、もし1杯で足りなくても心配ありません。
■こんも~り山盛り高さ約14cm! 「たっぷりの海鮮みぞれ丼」約687g
待つこと数分。目の前にやってきたのは、こんもりとたくさんの魚のぶつ切りが盛られた海鮮丼。早速計測してみましょう。 直径12cmの丼に高さ約14cm、重さは687g。味噌汁が136gで黄身が19g、お新香7gなので、トータル849g(全て器の重さを除く)。ご飯を大盛りにしてもらったので、普通の「たっぷりの海鮮みぞれ丼」より若干多めになっています。もちろん、ご飯大盛りも追加料金なし。ありがたい! 具材を見ると、イクラ、そしてマグロ。しかし白身の魚は何? この感じはもしやブリ? 一体何が入っているの? 「今日は、マグロとブリを中心にマカジキ、シイラ、ヘダイ、カラスガレイが入っています」と話すのはオーナーの小出さん。ということは、イクラも入れて6種の魚介が乗っているということに。 「うちの海鮮みぞれ丼は、その日に届いた魚を使うので、日によって魚の種類が変わるんです。魚は主に、高知と静岡の伊東・焼津から届くのですが、何が届くのかは漁師さんにお任せなので、珍しい魚も結構入ってきたりしますね」 「海鮮みぞれ丼は、その日届いた魚4~5種にネギトロを入れて作っています。僕が魚大好きで、いろんな魚を食べたくて。丼にしたらたくさん食べられるな、と思って作ったのがきっかけです」 魚屋さんやスーパーでシイラとかヘダイって買ったことない。自分で釣らない人にとってはこの丼、レアな魚が食べられるってこと? 「その日届く魚の中には未利用魚も入ってきます。未利用魚って、サイズや小骨の多さなどさまざまな理由で市場に乗らないものを指すんですけど、実は美味しいものもかなり多いんですよ」 なるほど。メジャーな魚ばかりじゃないから、楽しみもあるし、良心的な価格にできる、ということですね。しかし、なぜ大盛りになっていったんでしょう。 「20代の若いお客様が結構食べにきてくださるのですが、普通サイズだとみんなぺろっと食べちゃう。もっと大盛りにしてほしい、というリクエストが多かったんですよ。2年くらい前に、海鮮みぞれ丼と同じくらいボリュームのあるネギトロ丼を一緒に注文したお客様がいて、これはもっと大きくしなくてはと。そこでダブル丼、トリプル丼もメニューに追加しました」 若い人にお腹いっぱいになってほしい、という思いから生まれたデカ盛りなんですね。いい話だ~。