清里に"垂涎のうなぎ"を発見 店名はボブ・ディランの名曲と同じ、実は名店仕込みの味だった!
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、山梨・清里のうなぎ店『Blowin’ in the Wind(ブローウィン イン ザ ウィンド)』です。 【画像ギャラリー】羽毛のように軽やかなうなぎ、身の甘みもコクも繊細に感じられる品の良いタレが旨い!
「風切の里」で緑に囲まれて食す
"風に吹かれて"。店名はボブ・ディランの名曲と同じだ。というのも、ここ旧名・樫山地区は風切の里として知られる場所。周囲には何もない大豆畑を見下ろす丘のてっぺんに暖簾を出してちょうど2年が経つ。 そもそもうなぎ屋を始めたきっかけは、職人・杉山さんとの偶然の出会いから。南千住の「尾花」で腕を磨いた彼が焼くうなぎは羽毛のように軽やかで、品良く仕上げたタレが身の甘みもコクも繊細に舌へと伝えてくれる。 樫山鰻ごはん5995円 ふと耳を傾ければレコードから流れるアメリカ南部のルーツミュージック。窓に写る木々の眺めを楽しみながら、店主・三上浩太さんが手作りするスイーツで食後をのんびりを過ごすのもいいだろう。五感すべてを満たしてくれるここでの時間は、日常をしばし忘れさせてくれる。
清里『Blowin’ in the Wind(ブローウィン イン ザ ウィンド)』
[住所]山梨県北杜市高根町清里2890-1 [電話]0551-45-6778 [営業時間]鰻11時~14時LO(売り切れ次第終了)、喫茶14時~17時半LO※金・土の夜は予約のみ営業 [休日]月・火 [交通]JR小海線清里駅から車で約10分 おとなの週末2024年12月号は「町中華、ときどきガチ中華」 撮影/小島昇、取材/菜々山いく子 ※2024年8月号発売時点の情報です。 …つづく「うなぎ業界の風雲児『鰻の成瀬』の東京3店でうなぎ呑み!各店に違いはあるのか」では、覆面調査隊が全店同クオリティの関東風うな重を感激の廉価で食べられる『鰻の成瀬』の各店の違いを実食レポートしています。