「Linux」でコマンドを実行する時刻を指定--「at」コマンドを使用するには
3. 最初のコマンドの結果をパイプでatに接続する 次に、パイプを使用して、最初のコマンドの出力をatコマンドに渡す。このコマンドは以下のようになる。 echo "lp zdnet.txt" | 最初のコマンド(lp zdnet.txt)の出力が、zdnet.txtファイルを印刷するコマンドになる。 4. 時刻を設定する zdnet.txtファイルを現在の時刻から2時間後に印刷する。具体的な形式は、「at now + 2 hours」となる。日付を指定することも可能だ。 現在の日付から5日後の午後3時にファイルを印刷したいとしよう。これは、「at 3pm + 5 days」という形式になる。 5. すべてをまとめる 完全なコマンドは以下のようになる: echo "lp zdnet.txt" | at now + 2 hours このコマンドを実行すると、コマンドがいつ実行されるのかを知らせる出力が表示される。例えば、今回の出力は以下の通りだ。 warning: commands will be executed using /bin/sh job 1 at Mon Oct 21 10:24:00 2024 (警告:コマンドは/bin/shを使用して実行される 2024年10月21日(月)の10時24分00秒にjob 1を実行) コマンドを実行すると、現在の時刻から2時間後にzdnet.txtファイルが印刷される。 Linuxでatコマンドを使用する手順の解説は、以上である。このコマンドで特定の時刻と日付を指定する方法を詳しく知りたい人は、マニュアルページ(man at)を参照してほしい。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。