3年連続で最も暑い秋に 平年比で1.97度高く
気象庁は2日、今年の秋(9~11月)の日本の平均気温が平年より1.97度高かったと発表した。1898年の統計開始以降で最高だった昨年(プラス1.39度)を大きく上回り、3年連続で最も暑い秋となった。過去最高だった夏から暑さが続いた一方、最新の3カ月予報では、冬は全国的にほぼ平年並みの寒さになる見通し。寒暖差が大きく、四季を感じづらい傾向が続いている。 気象庁は秋の高温は「異常気象」だとし、担当者は「地球温暖化が進行すれば、今回のような高温になる可能性は上がる。長期的な予報も活用して生活してほしい」としている。