全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦オートポリスは小出峻が逃げ切り今季初優勝
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2大会は5月19日、大分県日田市のオートポリスで第5戦の決勝レースが14周で行われ、小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)が今季初優勝を飾った。 【第5戦のスタートシーン】 第4戦が行われた5月18日から一夜明け、9時から行われた第5戦の決勝レース。曇り空のもとスタートを迎えたが、ポールポジションの小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)がスタートを決める一方、2番手スタートの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が前日から不安を抱えていたスタートでストールを喫してしまう。 2番手に続いたのは、6番手から素晴らしいスタートを決めた野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)だったが、3番手スタートでニュータイヤを履く中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)との2台のバトルが序盤から展開されていった。7周目、中村が1コーナーで野中をかわし、これで小出、中村、野中と続くトップ3となった。 この頃には上位陣の差はやや離れていたが、9周目にマスタークラス3番手だった清水康弘(GNSY 324)が最終コーナーでコースアウトしたことからセーフティカーが導入され、小出のマージンがなくなってしまった。 ただ小出は12周目のリスタートを決めると、中村を振り切り今季初優勝。2位は中村でスーパーフォーミュラ・ライツでの初表彰台を獲得。3位は野中となった。4位はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、5位は古谷悠河(Deloitte. HTP TOM’S 320)、6位は荒川麟(TEAM DRAGON 324)だった。マスタークラスは今田信宏(JMS RACING TEAM)が連勝を飾った。 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第5戦オートポリス 決勝結果 Pos./No./Class/Driver/Car/Laps/Grid/Qualify 1/50//小出峻/HFDP WITH B-MAX RACING/14/1/1'37.060 2/35//中村仁/モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/14/3/1'37.425 3/36//野中誠太/PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC/14/6/1'37.630 4/1//K.フレデリック/Pilot ONE Racing with B-MAX/14/8/1'37.887 5/37//古谷悠河/Deloitte. HTP TOM'S 320/14/4/1'37.502 6/13//荒川麟/TEAM DRAGON 324/14/5/1'37.566 7/2//荒尾創大/HFDP WITH TODA RACING/14/7/1'37.868 8/38//小林利徠斗/モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC/14/2/1'37.191 9/4/M/今田信宏/JMS RACING TEAM/14/9/1'40.557 10/30/M/DRAGON/TEAM DRAGON 324/14/10/1'40.792 R/8/M/清水康弘/GNSY 324/7/11/1'42.583 天候:晴れ 路面:ドライ ファステストラップ 小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'38.260 (2/14) [オートスポーツweb 2024年05月19日]