現代プロレス“最高難度”の超絶美技に館内どよめき! 1.1日本武道館、清宮 vs OZAWAのGHCヘビーでNOAHは予測不能の新年の幕開け
12月1日、東京・新宿FACEでプロレスリング・ノアが『SUNNY VOYAGE 2024~Road to BUDOKAN~』を開催。清宮海斗を付け狙う小澤大嗣がこの日も登場し凶行をはたらき、日本武道館でのGHCヘビー級王座への挑戦を強引に決定させた。 【映像】“最高難度”の超絶美技に館内どよめき 11.17名古屋大会で清宮海斗を裏切りTEAM2000X入りして以降、会場コメントブースでの発言やSNSを使ってリング外の清宮に関する真偽不明の暴露を次々と行い、挑発行為を続けてきた小澤。 11.30品川大会では不敵な笑みを浮かべてTEAM2000Xのメンバーとともに松葉杖をつきながらGHCタイトル戦の調印書を片手に登場すると、ビジョンを使って清宮の“キス写真”を公開暴露。激怒し襲い掛かってきた清宮を松葉杖で殴打し、華麗なドロップキックからその場飛びシューティングスタープレスという難易度の高い技で返り討ちにすると、「おい、清宮! おまえがこの調印書にサインするまで何度でも来てやるよ。また明日、新宿で会おうね~!」と、高笑いしながら、わざとらしく松葉杖を突きながら去っていった。 そして迎えたこの日のセミファイナル。清宮海斗&杉浦貴 vs ジャック・モリス&ダガ withヨシタツの試合中、やはり小澤がリングサイドに松葉杖を突きながら登場。清宮はその姿を見つけると、試合そっちのけで小澤に襲い掛かり延々と場外乱闘を展開し、その間リング内で孤立した杉浦がヨシタツの介入もありモリスにピンフォール負けを喫してしまった。 試合後、怒りが収まらない清宮が「上がってこい!いまここでやってやる!」と挑発するが、小澤は足のケガを理由にそれを拒否。焦れた清宮が襲い掛かると、小澤はサミングで清宮の視界を奪い、アームドラッグから旋風脚と華麗な技を連発。 さらにサンダーファイアーパワーボムでマットに叩きつけると、両手で中指を突き立ててから、なんと現代プロレス最高難度の超絶美技フェニックススプラッシュで清宮を完全にKOした。 館内がどよめく中、小澤は動けなくなった清宮に強引にペンを握らせると、ひらがなで「きよみや」と強制サインを完成させ、「いま正式に1月1日日本武道館でGHCヘビー級のベルトを賭けて試合することが決定しましたー!」と一方的に宣言。 「積年の恨みをここで晴らーす! はっはっはっはー!」と高笑いすると、狂気の目で清宮の首筋と顔を舐める変態行為を行い、またしてもわざとらしく松葉杖を突きながらバックステージへと消えていった。 これを受けて大会終了後、NOAHは2025年1.1日本武道館のメインイベントとして王者・清宮海斗と、挑戦者・小澤大嗣改めOZAWAのGHCヘビー級タイトルマッチを正式決定。 前代未聞の一線を超えた行為を続け、ついに日本武道館の元日決戦メインイベントという最高の舞台でのGHCヘビー級タイトル戦を実現させたOZAWA。やり方は卑劣ながら、品川大会、新宿大会で見せたその華麗な動きは本物だ。 はたして1.1日本武道館の清宮 vs OZAWAはGHCヘビー級王座戦にふさわしいハイレベルな闘いとなるのか、それとも私怨をぶつけ合う泥試合となるのか。NOAHは予測不能の新年を迎える。 文/堀江ガンツ
ABEMA TIMES編集部