第94回選抜高校野球 大阪桐蔭で旗授与式 「束になって泥臭く」旋風吹かす /大阪
<センバツ2022> 第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する大阪桐蔭(大東市)で28日、校章の入ったセンバツ旗の授与式があった。約40人の選手らが見守る中、毎日新聞大阪本社の麻生幸次郎・社会部長が今田悟校長にスクールカラーのえんじ色のセンバツ旗を手渡し、星子天真主将(2年)が受け取った。 麻生部長は「初戦で苦杯をなめた昨年、出場を決めながら新型コロナウイルスの影響で大会が中止になった一昨年、出場を逃して三連覇がついえた三年前。この三年間の悔しさを晴らすような活躍を、先輩やご家族も心待ちにしていることでしょう。今年のチームのスローガンは『束になって泥臭く』とお聞きしています。厳しい練習の成果を本番では存分に発揮し、春風とともに甲子園に『大阪桐蔭旋風』を吹かせてください」と丸山昌宏・毎日新聞社社長の祝辞を代読した。 星子主将は「センバツ旗の重みを感じている。開幕までは3週間たらずだが、できることを全力でやって日本一を成し遂げたい」と力を込めた。 大会は4日に組み合わせ抽選会があり、18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。【隈元悠太】