アメリカの小学校で教えられる「威張ること」と「リーダーシップ」の違い。友達に“命令”する息子にかけた先生の“ある言葉”とは
本物のリーダーってどんな人?
具体的にどういう人がリーダーシップがある人なのかは、実在の人物を例に出して話をすると、子どもにもイメージしやすくなるのかなと思います。 私は息子にキング牧師のことを話してみました。 アメリカでは1月の第三月曜日は「キング牧師の日」という祝日で学校はお休みになります。 キング牧師については学校でも教わっていますが、家でも彼のストーリーをYoutubeで見ながら話をしました。 「自分がやられたことを誰かにやり返したりせずに、たくさんの人の話を聞いて、その人達のために自分が行動して、世の中をいい方向に変えた凄い人だよ。本物のリーダーってきっとこういう人なのかなってママは思った」 という感じで息子に話しました。 他にも歴史上の人物や、子どもが好きなスポーツ選手の話をするのも良いかもしれません。 まだお友達に偉そうな態度を取ってしまう事もある息子ですが、少しづつリーダーシップをとれる人に成長してくれたら良いなと思っています。 そして、家庭の中のリーダーは親である私だと思うので、息子の良いお手本になれるように私自身も頑張ろうと思います。
【Profile】ひろこ(@hirorokok)
カリフォルニア在住、7歳男子のママ。20歳でアメリカに留学。カレッジを卒業後、コンサルティング会社、貿易会社に勤務。2児のシングルファーザーだった元夫と結婚。非行少年だった長男と自閉症の次男の子育てを通して、ペアレンティング(子育て)について専門家から学ぶ。その後自身の息子を出産、離婚してシングルマザーに。現在は日系企業のアメリカ支社で経理部に所属。誰かの役に立つことを願い、アメリカの子育てアイデアを発信。初の著書『LA在住のママがやっている アメリカ式・はじめてのお金教育』(KADOKAWA)が好評発売中。
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