市川ぼたん 2023年一番の思い出を明かす「父も弟も本当に喜んでくれて」
日テレNEWS NNN
歌舞伎俳優・市川團十郎さん(46)の長女・市川ぼたんさん(12)にインタビュー。2023年はどんな年だったのか、お話を伺いました。 【画像】市川ぼたん 父・團十郎との稽古で心境の変化「最近は父に見てもらいたくなった」 2023年は、芸能事務所に所属し、ハリウッド映画『ザ・クリエイター/創造者』の日本語版吹き替え声優を務め、活躍の幅を広げたぼたんさん。一番の思い出を聞くと「もうほとんど全てが思い出に残っているんですけど、芸能事務所に所属することができて、ハリウッド映画に一歩踏み出せたっていうのが、本当に大きな思い出です」と明かし「オーディションで受かって出演することが決まった。父と弟が(公演のために)博多にいる時に、合格したっていうお知らせをもらって、飛行機で博多に向かっていたんですが、博多に着いて父と弟と夕食を食べている時に、父も弟も本当に喜んでくれてうれしかった」と振り返りました。
そのぼたんさんは、2024年1月からスタートする『平家女護嶋 恩愛麻絲央源平 ーSANEMORI PARTⅡー』で、父の團十郎さん、弟の市川新之助さん(10)と親子で共演します。作品は、近松門左衛門の代表作の一つである『平家女護嶋』(へいけにょごのしま)に、新たな解釈と演出が加わった物語。團十郎さんは俊寛・常盤御前(女役)・実盛の三役を、ぼたんさんは実盛の娘・ひな鶴を、新之助さんは常盤御前の息子・牛若丸を演じる予定で、セリフがある芝居で親子3人が共演するのは初めてだということです。 挑戦を続けるぼたんさんに、2024年の抱負を聞くと「歌舞伎だと、踊りとか様々な舞台に足を踏み出すというか、出演できるといいなと思っていますし、テレビとか声を使ってできるお仕事も楽しくて。テレビに自分の顔が映るドラマとかも、(現場の)みなさんが優しくて一度経験するだけでも一つ一つが心に刻まれて思い出に残るので、その楽しさを知ってしまって、また出たいなって思いました」と目を輝かせ「大きな一歩を踏み出したい。様々なことに手を置くみたいな。その中で自分が一番心に残った、これ楽しいって思ったものに、とても大きな一歩を頑張って踏み入れたいです」と意気込みました。