指揮官は「本当に難しかった」

韓国はスペインになす術なく敗れた。(C)Getty Images

　ドミニカ共和国で開催されているU-17女子ワールドカップで、U-17韓国女子代表は10月19日、グループステージ第２節で前回覇者のスペインと対戦。０－５の惨敗を喫した。 【画像】輝く笑顔と個性全開のポージング！U-17女子ワールドカップに参戦中のリトルなでしこ全選手＆監督のポートレートを一挙紹介！ 　７分に先制された韓国は前半のうち３ゴールを奪われると、後半開始早々にもPKで被弾。90分に相手が退場者を出したものの、その３分後にも失点を喫して、一矢を報いることさえできなかった。 　この結果、１分け１敗、得失点差－５でグループBの最下位となっている。 　母国紙『韓国日報』は「スペインに０－５で完敗。グループステージ敗退の危機だ」と報道。「スペインはディフェンディングチャンピオンとしての底力を確実に見せた。完璧な勝利を収めた」と前回女王に脱帽の様子だ。 　同紙は「韓国も何度か得点チャンスがあったが、決定力に欠けたり、スペインのゴールキーパーに阻まれたりした。90分にはスペインのアルバ・セラトが無謀なタックルで退場となり、数的優位に立ったが、反撃できずに崩れた」と綴った。 　また、記事によれば、キム・ウンジョン監督は試合後、「簡単ではないだろうとは思っていたが、本当に難しかった。パフォーマンスには満足していないが、選手たちはベストを尽くした」と語っている。 　韓国はグループステージ突破を懸けて、第３節でアメリカと対戦。この強豪を倒さなければ、８強進出の夢が絶たれる状況に追い込まれた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部