「男はつらいよ」シリーズ初の4K UHD発売、特典は決定稿を収めたシナリオ写真集
渥美清が主演を務めた「男はつらいよ」1作目の4K ULTRA HD Blu-rayが発売決定。4K UHDの発売はシリーズ初で、松竹作品としても初めての試みとなる。特典としてシナリオ写真集が封入されることも発表された。 【画像】渥美清が演じた寅さんこと車寅次郎(左)と光本幸子が演じた初代マドンナの坪内冬子(右)(他4件) 渥美演じる寅さんこと車寅次郎が日本各地を巡り、そこで出会ったマドンナと恋愛をしながら何かと騒動を起こすさまを描いた「男はつらいよ」シリーズ。“1人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックにも認定されており、観客動員数の総計は8000万人を超える。 山田洋次が監督した記念すべき第1作「男はつらいよ」では、寅次郎が20年ぶりに故郷・柴又へ里帰りを果たしたものの、妹さくらの縁談をぶち壊してしまう。マドンナは光本幸子、ゲストは志村喬で、倍賞千恵子、前田吟、森川信、三崎千恵子も出演した。 公開55年の節目の年を記念した4K UHDは12月25日に発売。数量限定生産の特製アウターケース仕様で、税込8800円にて販売される。特典のシナリオ写真集には、決定稿と、アーカイブから発掘された多数の貴重な写真が掲載された。 (c)1969 松竹株式会社