甲斐優斗、大学生で唯一の代表入り ”未完の大器”選出にブラン監督「未来につながる」【男子バレー】
日本バレーボール協会は24日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表し、甲斐優斗(専大)が唯一の大学生で代表入りした。激戦区となったアウトサイドヒッターは、石川祐希、高橋藍、大塚達宣、甲斐の4人。富田将馬はリザーブメンバーとして選出された。 未完の大器を選んだ。ブラン監督はパリ五輪メンバー入りに向け、甲斐に対して「ブロック、サーブの面で成長できるかを見ると伝えた。また、コミュニケーションを強化するように指導した」と宿題を与えた。そして、こう続けたという。 「勝つために行く。子どもはいらない」 身長2メートルの大器。技術は粗削りながらも、強烈なサーブを武器にする。ブラン監督は「サーブの質は貴重な財産になる。身体能力が高く、スパイクもブロックも未来につながる。五輪ではよいプレーを期待している」と期待を込めた。 12人の代表選手は以下の通り。 ▽セッター 関田誠大、深津旭弘 ▽オポジット 西田有志、宮浦健人 ▽アウトサイドヒッター 石川祐希、高橋藍、甲斐優斗、大塚達宣 ▽ミドルブロッカー 小野寺太志、山内晶大、高橋健太郎 ▽リベロ 山本智大
中日スポーツ