「いちご研究所前」こと野州大塚駅 ピンクと赤に一新へ 東武鉄道
「いちご王国・栃木」PRに一役買おうと、東武鉄道(本社・東京)は、野州大塚(やしゅうおおつか)駅(栃木市大塚町)の副駅名を「いちご研究所前」とし、駅舎をイチゴのデザインに模様替えする=写真は完成イメージ・東武鉄道提供。東武宇都宮線の愛称「『いちご王国』ライン」も期間延長する。 【写真】「いちご研究所前」駅、外観はどうなる? 同駅が、県農業総合研究センターいちご研究所(同市大塚町)の最寄りに立地することにちなんだ。駅舎外観、改札口、待合室の壁面を、赤とピンクを基調としたイチゴのイメージカラーとし、県のいちご王国イメージキャラクター「いちごちゃん」のイラストもちりばめる。県民の日の15日、駅舎や看板の披露セレモニーや農産物マルシェを開くほか、1日限定の無料乗車券が配られる。 「いちご王国」ラインは、2023年の栃木県誕生150年を記念して23年6月から1年間の予定で名付けられ、ラッピング電車「ベリーハッピートレイン」や特急「いちごスペーシア」を運行した。24年6月以降も当面の間、愛称の使用が続くことになった。 無料乗車券は「東武宇都宮線フリー乗車DAY」として15日始発から終電まで、東武宇都宮線栃木―東武宇都宮駅間(栃木―新栃木駅間を含む)の乗り降りが自由となる。沿線の小中学校に事前配布のほか、15日当日、区間内各駅の改札口付近で計10万枚を配布する。【藤田祐子】