最終予選３連勝なるか

先制ゴールを挙げた鎌田。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

　日本代表は現地10月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第３節でサウジアラビアと敵地で対戦している。 【画像】日本代表のサウジアラビア戦出場16選手＆監督の採点・寸評を一挙紹介。２選手に７点の高評価。MOMは攻守に躍動したMF 　９月に始まった同予選で、日本は初戦で中国を７－０で下し、続くバーレーン戦は５－０で完勝。連勝でスタートダッシュを切った。 　グループCで最大のライバルと目されるサウジアラビアとの大一番のスタメンは、前節のバーレーン戦と同じに。システムは３－４－２－１で、GKは鈴木彩艶、３バックは右から板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹、ダブルボランチは守田英正と遠藤航、ウイングバックは右が堂安律、左が三笘薫、２シャドーは南野拓実と鎌田大地、１トップは上田綺世が務めた。 　立ち上がりから相手が前から激しくプレッシャー。縦に速い攻撃で積極的に攻勢に出るなかで、日本は冷静に守ると徐々にボールを持つ時間を増やす。 　すると14分、堂安が右サイドからインスイングのクロスを供給し、ファーサイドで三笘が折り返す。これに守田が競り勝つと、ゴール前にこぼれたボールを鎌田がゴールに流し込み、幸先よく先手を取る。 　その後は押し込まれる展開となるが、サウジアラビアの背後へのシンプルなボールも３バックが的確な予測ではね返す。奪われても中盤の守田と遠藤が素早く奪い返して攻撃に転じる。 　36分にもCKから危険なシーンを作られるが、ゴール前にブロックを固めて身体を張った守備で簡単にはシュートを打たせない。42分には鈴木がビッグセーブで相手のミドルをストップ。このまま最後まで無失点に抑え、１－０のリードで前半を終えた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部