柴原瑛菜 WTA500本戦入り、予選決勝で2時間半の激闘制す<女子テニス>
グアダラハラ・オープン・アクロン
女子テニスのグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA500)は9日、予選決勝が行われ、世界ランク169位の柴原瑛菜が予選第12シードのE・マンドリク(アメリカ)を6-3, 6-7 (4-7), 6-3のフルセットで破り、2年連続2度目の本戦出場を決めた。 【柴原瑛菜 選手詳細情報】 26歳の柴原は前週の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)が四大大会初のシングルス出場となったものの予選3試合を勝ち抜き本戦入り。そして本戦で初戦突破を果たし初白星を飾った。 その柴原は今大会に2年連続で予選から出場。1回戦では予選第5シードのE・アランゴ(コロンビア)を6-4, 6-1のストレートで下し予選決勝に駒を進めた。 そして予選決勝の第1セット、第3ゲームでブレークを許した柴原だが第4ゲームでブレークバックに成功。さらに第8ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。 続く第2セットでは柴原が第11ゲームでブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームで2本のマッチポイントを活かせずブレークバックを許しタイブレークに突入。柴原は2度のミニブレークを許し1セットオールに追いつかれる。 迎えたファイナルセット、柴原は先にブレークを許しゲームカウント1-3とリードを許す。それでも第5ゲームから5ゲームを連取し2時間23分の激闘の末に勝利した。 勝利した柴原は本戦1回戦で世界ランク150位のK・ビレル(オーストラリア)と対戦する。なお、この試合の勝者は第4シードのC・ガルシア(フランス)と顔を合わせる。
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