月1ミーティングで80万円?“SNS運用代行”の仕事術、一方でトラブルも… 「“楽して稼げる”はない」
■月収は100万円以上も「“楽して稼げる”は絶対ない」
りこぴんさんは29歳でPCを購入、知識ゼロでSNS運用をスタートし、30歳でインスタ&ブログで月収100万円超え、31歳でSNS運用代行サービスを開始、現在は4社からの受注で月約120万円を売り上げている(6人チームで運用)。また、運用代行スクールも含め、なんと月収は100万円以上だ。 「私自身は家のインテリアや掃除方法など、暮らしやおうちのアカウントをインスタ運用している。息子が2人いて、幼稚園の間に仕事をするなど時間に限りがあるので、チームを作って分業にしている。最初はブロガーやYouTuberなどからの依頼が多く、あとは病院や美容サロンのインスタアカウントなどを運用している」 りこぴんさんは月額1万2800円のSNS運用代行スクール講座を開いているが、「楽して稼げることは絶対ない」とした上で、見極めポイントについて話す。 「講座には悪いものも良いものもある。自分の給料より高いような商品で価値を感じられなかったらすごく残念な気持ちになるし、取り返すまでにたくさん働かなければならない。“この金額ならチャレンジできる”という見極めはしっかりしてほしい。また、スキルがある運用代行は、お客さんが多くてお断りするような状態だったりする。相手から積極的に営業してきたり、“電話しませんか?ZOOMしませんか?会いませんか?”と言ってくる人は疑っていいのではないか」 そもそも、代行でその人らしさを表現できるのか、個人で行うメリットはあるのか。 「運用代行をすることで、“いつもと言っていることが違う”“本人じゃないのではないか?”とか、炎上することで信頼を失ってしまうのはデメリットになり得ると思う。一方で、考え方が似ていたり意思疎通がちゃんとできて、“この人なら大丈夫”と任せられる人だと、自分の考えを毀損しないかたちでいろいろな媒体に展開して、良い部分を享受できる。企業だと頼んだ後に誰が担当するかわからないが、個人だとSNS上の投稿で人柄がわかる。頼みたい人に頼めるのが、個人が運用代行する良さだと思う」 (『ABEMA Prime』より)