小池都知事定例会見9月8日(全文1)受動喫煙防止条例の基本的な考えを策定
フランス出張のお知らせ
4本目でございますけれども、フランス出張のお知らせでございます。10月21日から25日までパリに出張をいたします。出張の目的ですけれども、皆さんもご承知のように、大都市のつながりでC40という大都市の気候先導グループがございます。そしてそれとCityLabと言いまして、CityLab 2017という国際会議、これも同時並行で行われるというものでございまして、そちらに私自身、運営委員会のメンバーでございますので参加をすると。C40に参加をするということでございます。 パリといいますと、おととし、COP21が開かれまして、パリ協定が人類共通のルールといって定められたって言っていたのが、今、トランプ新政権で冷水をあびせかけられているような状況ではありますけれども、しかしながら大都市のリーダーはそろって環境に対して積極的に取り組んでいこうということは変わっておりません。 それから今申し上げましたように、CityLabという国際会議でございますけれども、同時開催されますけれど、こちらのほうはマイケル・ブルームバーグ、前のニューヨーク市長が主催をする会議でございまして、これも引き続き毎年開催をされて、都市が抱える課題であるとか、持続的な成長などについて首長級の参加者が議論をするというイベントでございます。加えまして、今年はこの姉妹都市、友好都市であるパリ市がC40の主催、ホストを務められるのがアンヌ・イダルゴ市長であります。そこで世界の主要都市のリーダーの皆さんと私自身も意見交換をして、東京の取り組みをしっかりPRをしていきたいと思っております。ちょうど、パリが2024年の大会開催地に選ばれるという内定をしているところでありますけれども、こういった形でうまく東京からまたパリへのバトンタッチの準備もしていきたいと思っております。 それからちょうどこれに合わせまして、日仏経済交流委員会が開かれまして、で、その講演会のほうにお招きをいただいております。同じく、OECDからも来るならば、という話、パリに来るならどうぞということで、OECD、グリーン投資金融フォーラムというのがございまして、そこで新しい東京に向けた都の取り組み、東京の魅力を広く発表して、発信をしていきたいと思っております。 今回の出張の目的はすなわちスマートシティーの実現ということを、世界の各都市とも連携をしながら進めていくということが一番大きな目的になり、結構忙しい旅になりそうでありますが、せっかくの久々のパリでございますので、いろいろと発信の場として活用したいとは思います。で、出張の経費ですけれども昨年度、設定しました東京都知事の海外出張に関する運用指針というのがあります。これを踏まえまして経費の縮減に努めてまいるということでございます。