コロナ禍経て初!品評会 ご当地グルメ「山賊焼き」に合う地酒は【長野市】
コロナ禍を乗り越え、県内の日本酒業界が新しい取り組みです。香りや味で競うのではなく、信州のご当地グルメに合うナンバー1の日本酒を競いました。 会場には日本酒がズラリ!長野市の県酒造組合では、先月松本市で開催された地酒品評会の表彰式が開かれました。 ただ、この品評会は一味違います! ■高天酒造・高橋功社長 「今回のご当地グルメは山賊焼きです」 山賊焼き?!通常の品評会は酒自体の味わいや香りが審査基準ですが… ■高天酒造・高橋功社長 「各社自慢のお酒があると思うが、山賊焼きに合う日本酒を出してほしい」 山賊焼きに合う「お供」が鍵になります。 ■高天酒造・高橋功社長 「飲食店から、『酒だけを競う鑑評会はあるんだけど、ある一定の食材に合う鑑評会をやり、長野県で食材に合う1番の酒はどれかを決めるのが面白いのでは』という話があって」 コロナ禍を経て初開催の「長野県のご当地グルメに合う地酒の品評会」には県内35の酒蔵がエントリー。「山賊焼き」に合う地酒のナンバーワンを競いました。 栄えある1位に輝いたのは中野市の蔵元が作った「勢政宗純米吟醸 silvercarp(シルバーカープ)」です! ■高天酒造・高橋功社長 「1位おめでとうございます!」 ■丸世酒造店・関晋司さん 「あまり(1位を取れるとは)思っていなかったので、びっくりです。1位になったので、長野県のソウルフードをPRするとともに、酒もどんどん売り込んでいけるように」 ここに至るまでにはコロナ禍の苦労も… ■高天酒造・高橋功社長 「飲食店も酒屋も、みんなが感じたことのない大変な思いをしてきたので、やっとここでその温めてた翼を広げてですね、羽ばたける時期に来たのかなと。このイベントも1回で終わらず、来年再来年と長野県の他のご当地グルメでやっていきたい」