日本スーパーウエルター最強挑戦者決定戦は豊嶋亮太が大差判定勝ち 転級初戦に「体調が全然違う」と笑顔【ボクシング】
ボクシング日本スーパーウエルター級最強挑戦者決定戦が21日、東京・後楽園ホールで行われ、同級2位の豊嶋亮太(28)=帝拳=が同級1位の左右田泰臣(36)=EBISU K's BOX=に8回判定3―0で勝利した。初回からカウンタージャブや左フック右アッパーと強打を何度も打ち込む一方的な展開。驚異的な打たれ強さを見せた左右田を倒すことはできなかったが、ジャッジ3者ともフルマークで完勝した。 豊嶋はウエルター級で日本、東洋太平洋、WBOアジアパシフィックの地域3王座をすべて獲得してきた。今回はスーパーウエルター級に転じての初戦。「体調が全然違う。最初から最後まで動くことができて、それが結果につながったと思います。ただ、倒したかったので、そこは反省です」と、豊嶋は笑顔を見せた。これで20勝(11KO)3敗1分け。キックボクシング出身の左右田はボクシング初黒星で7勝(4KO)1敗1分けとなった。
中日スポーツ