がぶ飲みで「ペットボトル症候群」に注意 スティックシュガー22本分…“糖質”多い「意外な飲み物」は?【#みんなのギモン】
■カフェオレ、コーラ…糖質の量は?
加納解説委員 「糖分を取ると血糖値が上がって、また糖分を取りたくなってという悪循環が生まれ、ペットボトル症候群が起こりやすくなるということです。そこで注意してほしいのが、糖質の量です」 「500ミリリットルなら糖質がどれぐらい入っているか、愛知県の豊川保健所がまとめたデータがあります。素材由来の糖質もあるので、実際の砂糖の量とは異なりますが、イメージしやすいように1本3グラムのスティックシュガー何本分になるか表したものです」 「麦茶、緑茶、無糖のコーヒーはもちろん0。スポーツドリンクは9本分、カフェオレは14本分、オレンジジュースは17本分、コーラは19本分です。ただ、それよりもさらに多い、22本分の糖質が入っている飲み物があります」 河出アナウンサー 「甘いエナジードリンクじゃないですか?」 森アナウンサー 「エナジードリンクはテンション上がりますからね」 加納解説委員 「答えはヨーグルト飲料です」 河出アナウンサー 「え! 意外です…」 森アナウンサー 「飲むヨーグルトのような?」 加納解説委員 「はい。ちょっと酸味を消すために砂糖を多く使っているんでしょうか。ちなみにエナジードリンクはevery.調べによるとコーラと同じくらいの19本分ほどの換算でした」
■「習慣」「量」「濃度」に注意
斎藤キャスター 「アスリートはよく『糖質を取りなさい』と言われます。お茶とかじゃないとダメということですか?」 加納解説委員 「伊藤院長によると、絶対飲むなということではありません。適度な糖分や塩分は熱中症対策にも必要です。そのため対策としては毎日飲まない。甘い物を飲むことを習慣にしないということですね」 「また1日1本(350~500ミリリットル)までと自分で決める、氷を入れるなど濃度を少しでも下げる工夫をする、といったことに気を付けるといいそうです。また、子どもは大人よりも身体が小さいので、ペットボトル症候群により注意が必要だということです」 鈴江アナウンサー 「子どもは甘い飲み物が大好きですしそれがないと機嫌が悪くなるので、結局毎日与えてしまってるんですけど、ちょっと気を付けた方がいいんですね」