「『PrimeAd BMP』の推進に加えて、急ぎ広告モデルの次の柱の構築を進める」:オールアバウト 宮崎 秀幸 氏
──2024年にチャレンジしたい取り組みを教えてください。
3つのことにチャレンジしたいと思っています。まずひとつ目は、「PrimeAd BMP」の非連続な成長。順調に成長はしているものの、「PrimeAd BMP」の市場浸透は我々の目標とする規模感とはまだ差がある状態です。引き続きクライアント・エージェンシー・パブリッシャーの皆様と協力しながら広告業界のDX化に向けて事業を加速させていきたいと思います。 2つ目はメディアアセットを活用した新たなビジネスモデルの構築です。弊社には約20年メディア運営をしてきたノウハウや専門家の方々とのリレーション、コンテンツ、日々メディアを訪れていただくユーザーの皆様という大きなアセットがあります。基本的にはこれらのアセットを活用・延長する形でビジネス構築を進めていきます。 3つ目はメディア運営の生産性の向上です。2023年の大きなトピックスとして生成AIの浸透が挙げられると思います。我々メディアにとっても日々のワークフローや体制に大きく影響する変化だと捉えており、現状も模索を続けています。単純なコスト削減というよりは、より読者の皆様にクオリティの高いコンテンツを提供するために、生成AIを活用した生産性の向上にチャレンジしていきたいと思います。 ・年末年始企画「IN/OUT 2024」の記事一覧 Edited by DIGIDAY[日本版]編集部
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