「口のきき方が悪い」と先生から注意された次男…反抗的な“ギャングエイジ期”に親ができること
タレントとしてマルチに活躍する一方、保育士資格を持つ5児の父親で“現役大学生”という、つるの剛士さん。多忙な中、2度の育児休暇をとり、積極的に「イクメン」経験を積むと、次は幼児教育の世界に飛び込み、非常勤幼稚園教諭としても勤務。また大学では、こども心理学部で“学び”を継続中といいます。そんな、保育現場も体験されている「先輩パパ」つるのさんに、ご自身の経験や気づきについて語ってもらったり、日々子育てに奮闘しているパパ&ママたちの悩みに「元気が出るアドバイス」をしていただいたりする連載です。 つるの剛士「ゲーム機を投げてぶち壊したことも…」子どもが”バカ””死ね”と汚い言葉を使ったら、どうする? 今回は、つるのさんに、with class mamaメンバーのうなぎママさんのもとに寄せられた「“ギャングエイジ”に突入したわが子と、どう接していいものかと戸惑っています」というママたちのお悩みの対処法やアドバイスを、つるの家の実体験をもとにお話ししてもらいました。
Q.“ギャングエイジ”に突入した我が子が反抗的で対応に戸惑う
うなぎママ:小学校にも慣れてきたかなと思っていたら、やたらと親に反抗してみたり、急に口が悪くなったりして、今度は“ギャングエイジ”に突入したみたいです。幼児の頃のように一筋縄ではいかず、声かけや対応の仕方に戸惑っています」というママたちのお悩みが届いています。 つるの剛士:大人に反抗することで子ども同士の世界観を楽しみ、親よりも仲間の影響を受けるようになる時期なんですよね。
我が家でも次男の「口のきき方が悪い」と学校の先生から報告が
子育ての悩みって、次々に現れますよね。いつまで続くの~って頭を抱えていた“イヤイヤ期”が「そんな時期もあったわね」と感じるようになったと思っていたら、今度は“ギャングエイジ”ですよ(笑)。 うちの次男の絢斗もまさにその時期。昨日も学校の先生から「最近、口のきき方が悪くて、注意することが多いです」と、報告を受けたばかりです。以前、友だちとのオンラインゲームの中で飛び交っている言葉がとても汚くて、次男に注意をしたことがありました。「死ね!なんて、パパが言われたらとても悲しいよ。絢斗だって同じだよね。普段使っているから、ゲーム中にも出てくる言葉なんだと思うよ」と諭したところ、息子も理解をしてくれて反省をした様子でした。 でも、今回先生から報告を受けて、親の目の届かない世界での息子を知ることに。そうなのか……と、家に戻り、息子と再度対峙しました。先生から注意を受けたこと、パパやママがそれを聞いて悲しく思ったこと、なんで汚い言葉使いがよくないのかということを、前回と同じように息子の目を見ながらじっくりと話しました。息子は、パパやママが自分のことで悲しい思いをすることがこたえるようです。今回もしっかり反省をしたようでした。 それと同時に、家での僕自身の態度や言葉使いははたしてどうだったのかなと、振り返ってもみました。大人が何気なく汚い言葉使いをしたり、横柄な態度を取っていたりしたら、子どもはすぐにまねをするでしょう。ダメ出しをするのであれば、大人も手本となっていなければならないと、気を引き締めました。