「口のきき方が悪い」と先生から注意された次男…反抗的な“ギャングエイジ期”に親ができること
「使ってほしくない言葉」「相手を傷つける言葉」は教えておきたい
悪い言葉使いは、それがいずれ“態度”や“行動”に展開していくようで、気になりますよね。家の中では使わないような言葉って、友だち間の会話で使うことで“仲間意識”や“自分たちの世界観“を感じられたりして楽しいのでしょう。それに、ちょっぴりお兄さんになったような気分なのかもしれない。 でも、親が「これは使ってほしくない言葉」とか「相手を傷つける言葉」というのをしっかり教えておくことは大切だと思います。友だち同士になると、また悪い言葉使いになることがあるかもしれません。そんな時に、パパと約束したことや話したことが「あっ、いけない」と、心の中のブレーキになってくれるといいのかなと思うんです。 うなぎママ:ギャングエイジって、言葉だけ聞くと、なんだか恐ろしい時期に突入したように、身構えてしまいますが、学校など家庭以外の「集団」活動が生活の主体になってきて、親よりも仲間との関わりや影響が大きく感じられるような「成長段階」なのでしょうか。
「今は大人に反抗することで自我を確立する時期」なのだと理解しておこう
理解しておくことは大切だと思います。身体的成長と共に親や大人に反抗することで自我を確立させたり、自分では理解できないモヤモヤしたものと闘ったりする「第2次反抗期」の前段階みたいなものですね。なんて言うと、まだ次があるのかとため息をつきたくなるかもしれませんけれどね。 でも、どの時期でも親ができることは「信頼して、見守る」「今はこういう時期だからと割り切る」そして「パパやママは君のことを愛しているよ、大切に思っているよ」と日々伝えることだと思っています。そして、親からみて「これは悪いこと」だと思ったり、家庭で決めたルールを破ったりしたときには、毅然とした態度で「ダメ」と言う。決してこちらのイライラや感情をあらわにして「怒る」のではなく、それがどうしていけないことなのかをきちんと「諭す」ことが必要だと思います。 うなぎママ:先ほどゲームの話が出ましたが、ゲームにまつわる子どもの「困った」は年齢問わず多いですよね。夢中になってしまって「宿題をやらない」「決められた時間を守らない」なんて日常茶飯事です。