第2戦もトランプ氏“勝利” 無党派層多い州でも“熱狂ぶり”健在…共和党候補者選び
日テレNEWS NNN
アメリカ大統領選挙の共和党の候補者レース第2戦がニューハンプシャー州で行われ、トランプ前大統領が勝利を宣言しました。 トランプ陣営の選挙本部前から中継です。 連日ボランティアなどが詰めかけ、熱狂に包まれていた選挙事務所も深夜になって静まりかえっています。トランプ前大統領は、有権者層が全くことなる2つの州で連勝したことで、共和党内での強さを見せつけました。 トランプ前大統領 「ここニューハンプシャーで再び勝利した!我々は勝つ以外選択肢はない。勝たなければこの国が終わる」 トランプ氏とヘイリー氏の一騎打ちの構図となった今回の選挙ですが、トランプ氏は、勝利宣言の演説で「ヘイリーはひどく負けた」など批判を繰り返しました。一日も早く共和党の指名獲得を確実にするため、ヘイリー氏が選挙戦から撤退するよう求めています。 2人の得票率の差はおよそ11ポイントで、ヘイリー氏は善戦したものの、デサンティス氏が予備選挙2日前に選挙戦を撤退し、トランプ氏の支持に回ったことは痛手だったといえます。 予備選の前日、ヘイリー氏に声をかけました。 ヘイリー元国連大使 「(Q デサンティス氏撤退についてコメントを)…」 ヘイリー氏はこの日、表情がいつになく硬い様子で、決して楽観できない胸の内がうかがえました。他方で、無党派層の多いこの州でも、トランプ支持者の熱狂ぶりは健在です。 選挙戦を続ける考えを示したヘイリー氏ですが、他の州では大差をつけられることが見込まれていて、来月24日の地元サウスカロライナ州での予備選が正念場となりそうです。