漏電ないかな 京都府電気工事工業組合が高齢者宅で奉仕活動
京都府電気工事工業組合福知山地区(岩滝俊彦地区長)はこのほど、福知山市昭和学区の高齢者宅約40軒を訪れ、電気配線診断の奉仕活動をした。 高温多湿で感電死傷事故などが増える8月は、経済産業省主唱の電気使用安全月間にあたることから、福知山地区が毎年取り組んでいる。 組合員、関西電力送配電の社員、消防職員ら約40人が6班に分かれ、民生児童委員の案内で高齢者宅へ。腕章を付けた組合員が家屋に設置された分電盤に絶縁測定器などの機器を接続し、漏電していないかをチェック。このほか、火災予防の観点からコンセントがしっかり接続されているか、ほこりがついていないかも見て回った。 訪問を受けた高齢者は、「ブレーカーを常には見ていないので、こういう機会に見てもらえたら安心です。とてもありがたい」と話していた。