「テン・ハーグはもう1年続投させるべき」OBネヴィルが主張!そのワケは?「相応しい代役が…」
マンチェスター・ユナイテッドのOBギャリー・ネヴィル氏は、来季もエリック・テン・ハーグ監督を続投させるべきと主張した。 【最新順位表:プレミアリーグ】マンチェスター・U、欧州カップ戦出場権危うく… 今季テン・ハーグ監督体制2年目を迎えたマンチェスター・U。しかし、チャンピオンズリーグではグループステージ最下位で敗退、プレミアリーグでも残り3試合で5位トッテナムと6ポイント差の8位に甘んじており、厳しい戦いが続いている。 この成績からテン・ハーグ監督への重圧は高まっており、さらにクラブ内でサッカー部門責任者の変更があったことなどから、今季終了後に解任される可能性が伝えられてきた。しかし、OBネヴィル氏は『スカイスポーツ』で「相応しい代役が見つからないと思う」とし、以下のように語った。 「バイエルンでさえも新監督を探すのに苦労しており、他のチームも同様だ。我々はテン・ハーグをもう1シーズン続投させ、ケガ人のいないシーズンで、タイトル獲得とトップ4フィニッシュを実現した昨季の水準に戻れるかどうかを確認する必要があると思う」 「過去10年間、オールド・トラッフォードで選手や監督は苦しんできた。契約した際には素晴らしい実績を持っていたので、根本的な何かが間違っていたんだ。おそらく新オーナーと人事によって変わるはずだ。選手や監督は、これからはより安定した感覚を得られるだろう。太陽が昇るのと同じように、マンチェスター・ユナイテッドは再び勝ち始めると思っている。それがいつになるかはわからないが、周期的に起きることだと理解している」 「アーセナルやリヴァプールといったクラブがそうしてきたように、我々もうまく対処できるはずだ。これら偉大なクラブを抑え込むことはできない。巨大で、確立され、偉大な歴史を持ち、低迷期も経験しているからね」 そして、黄金期とされるサー・アレックス・ファーガソン監督時代も初タイトルを獲得するまで3年必要だったことを指摘しつつ、「彼らも1つずつブロックを積み上げてきた。今ももうすぐそこまで来ているかもしれないし、数年先になるかもしれないが、マンチェスター・ユナイテッドは再び勝つだろう。それは避けられないことだ」と締めくくっている。