【写真：産経新聞社】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、水原一平被告の違法賭博スキャンダルに関与していないと思われていたが、新たな疑惑が浮上している。ロサンゼルス・エンゼルス時代の同僚であるデビッド・フレッチャー内野手が水原被告と同様の賭博を行ったことで、大谷の疑惑が再浮上した。米メディア『アスロンスポーツ』のアンジェロ・ギンハワ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 　大谷の元通訳である水原被告は、野球界のスーパースターから1700万ドル（約26.3億円）近くを盗んでギャンブルの借金を返済していたことが発覚し、銀行詐欺で起訴された。捜査の結果、大谷は違法なスポーツ賭博には関与しておらず、水原被告の事情も知らなかったことが判明している。 　ところがフレッチャーの違法賭博疑惑が告発されると、フレッチャーがエンゼルスで大谷の親友の一人とみなされていることを考えた時、水原被告の賭博行為に関して大谷の知識を疑問視する声が上がった。 　この状況にギンハワ氏は「エンゼルスと大谷が今回の論争に対処するかどうかはまだわからないが、ドジャースの新スターにまた新たに気を散らすものが加わることは間違いない」と言及した。