小池都知事が定例会見6月18日(全文1)これからも大規模接種会場の設置進める
アーティスト支援施策で100件を採択
今日もう1点お伝えするのが、コロナ禍の中で苦労しておられる業界の方々、さまざまな分野でありますけれども、その中でも特にアーティストの皆さん、本当にご苦労されています。また、舞台などでは役者さんだけではありません、照明から大道具、小道具、切符の営業から何から何まで、関連する方々、非常に多いわけでありますけれども、このアート、文化のともしびを絶やさないという、そのためにも、芸術文化活動を支援する「アートにエールを!東京プロジェクト」、こちらのほうもずっとアーティストの皆さんや芸術関係の方々の後押しもさせていただきました。 で、今年1月から3月にかけまして、緊急事態宣言の関係で公演が中止、延期になった団体を支援する、ステージ型と呼んでいますけれども、これについて4月に追加募集をしました。そうしますと、482件の応募がございました。その中で審査をいたしまして、結果として100件を採択いたしております。その100件の方々には、この公演に対してそれぞれ200万円を支給いたします。今回は教育番組のテーマ曲でおなじみの栗コーダーカルテットさん、数多くの演劇賞を受賞されている劇団チョコレートケーキさん、そして二ツ目落語家10名で構成されております若手ユニットの芸協さんなど、音楽から演劇、伝統芸能など、さまざまな分野の企画がそろっております。今後、これらの作品を10月末までに都内各所の芸術や劇場、そしてホール、さらに小劇場、ライブハウス、演劇場などでの上演を予定をいたしております。
約8000件を専用サイトで公開
で、「アートにエールを!」、今、申し上げたのはステージ型なんですが、この「アートにエール」には個人型とステージ型があります。この作品をお寄せいただいたのが、計、専用サイトで公開をしているのが、約8000件あるんですね。本当に素晴らしい作品。とても素朴で、それが逆に魅力になっている作品、いろいろあります。で、今回、採択した100件についても公演を撮影しまして、追加でまた公開、配信をさせていただきます。パフォーマーの方、アーティストの方ってやっぱり聞いてもらう、見てもらう、楽しんでもらう、その場を東京都として確保してまいりたいと思います。 今、このMXテレビのほうで「アートにエールを!」の作品の冒頭部分、2分間なんですけど、これ、つないだ番組、毎日放映しているんですね。そして、これも静かなブームといってもいいんじゃないかと思いますけれど、今回、夏休みの特別企画として、7月22日と23日の2日間、合計で約30時間、集中してこの放映、2分ずつのいろんなアート、これをお楽しみいただければと思います。ぜひ多くの皆さんにご覧いただくことが、アートにエールを送ることになろうかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 後ほど重点措置についての会見を行いますので、今日はこの冒頭2件、お伝えをさせていただきました。どうぞ。