小池都知事が定例会見6月18日(全文1)これからも大規模接種会場の設置進める
東京都の小池百合子知事は18日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「職域接種開始、930件の申し込み。東京都・小池知事が定例会見(2021年6月18日)」に対応しております。 【動画】職域接種開始、930件の申し込み。東京都・小池知事が定例会見(2021年6月18日) ◇ ◇
この土日を含めてまだ緊急事態宣言下
産経新聞:6月幹事社の産経新聞、力武です。それでは知事、よろしくお願いいたします。 小池:はい。それでは今日はこのあと夜にも重点措置移行に関しての具体的なご報告が別途させていただくことになります。これからいろいろ手続きがありますので、そのあと会見、あらためて開かせていただきますので、ご承知置きください。 まず6月21日から、今、この土日を含めて緊急事態宣言下にまだあるということ、それ、押さえておいてください。かつ、そのあと21日からどうするかということで、国において、まん延防止等重点措置に移行するという旨、決定をされたわけであります。 そこで、都民、事業者、医療従事者の方々、この間もいろいろご協力いただいてまいりました。あらためて感謝を申し上げるところでございます。そしてまた、今申し上げましたようにこの重点措置、どういう措置をするのかということについては国の基本的対処方針、そして専門家の意見を踏まえまして、今日、対策本部会議で決定をしました上で、あらためてのお示しということにさせていただきます。
下げ止まっている
情勢ですけれども、きのうのモニタリング会議で感染状況、医療提供体制、どちらも変わらず最高のレベル、赤でございますし、またきのう6月17日の新規陽性者数を7日間で平均いたしますと386.4という数字。これは前週比いたしますと98.6%ということで下げ止まっているわけであります。 そしてアルファ株N501Yですけれども、これの感染力よりもうんと高いといわれているデルタ株L452Rですけれども、こちらへの急速な移行ということも想定をされております。それに加えまして、きのう賀来先生がお伝えいただいた、毎回、西田先生からご報告いただくんですが、繁華街の滞留人口、これの推移でありますけれども、宣言前の水準に戻りつつありますよという報告がありました。 週明けからこのように、国がまず緊急事態宣言から重点措置へと移行した、そこから今度は都としての重点措置に入るわけでありますけれども、重要なのはここで、段階が緩和されたんだなということではない。現在も予断を許さないというのは感染状況など、日々、また7日間平均でお伝えしているとおりであります。このことを皆さま方と理解を共有する、感覚を共有する、認識を共有する、そして数値も共有する。これらのことを考えながら感染防止対策の徹底を引き続きご協力お願いしたいと存じます。 また、モニタリング会議において、ワクチン接種が先行している諸外国で、この例が提示されました。イギリス、アメリカ、イスラエル、それぞれ感染者数と、それからワクチンの接種、これとの相関関係というのがかなり明確に示されていたかと思います。これから専門的な分析、効果の分析というのはあるんでしょうが、一目瞭然といったところではないのかなと。接種率が上昇すれば新規感染者数が減少しているという、そのようなご報告をきのういただいております。 都におきましても医療従事者のワクチン接種、これを広まってきた。スタートのころは4月、5月ぐらいだったですけれども、まず医療従事者の方々に受けていただいたわけですね。その結果というんでしょうか、病院で発生したクラスターの規模が縮小しているということと、それから職員の、病院の職員の陽性者数の減少傾向が見られていると。きのうもモニタリング会議のあとで大曲先生もおっしゃっていましたけれども、そこは大きく違いますよというお話でございました。