京都が強力タッグ弾で3連勝!! 横浜FMは西村一発レッド、エウベル次戦出場停止、宮市負傷交代のアクシデント
[9.13 J1第30節 横浜FM 1-2 京都 ニッパツ] J1リーグは13日に第30節の横浜F・マリノス対京都サンガF.C.を開催した。京都が2-1で勝利した一方、横浜FMは早々に数的不利となって3試合ぶりの敗戦となった。 【写真】「スタイル抜群」「目のやり場に困る」“勝利の女神”のアウェー遠征に反響 横浜FMは2連勝中だがいきなり苦しい展開を強いられる。前半7分、MF西村拓真がDF宮本優太の右足首を踏んでイエローカードを受ける。ただVARが介入し、西村雄一主審が映像を見た結果一発退場となった。 数的優位になった京都は前半23分、MF川崎颯太が反転しながら絶妙なタイミングでスルーパスを出し、MFマルコ・トゥーリオがゴール前に抜け出す。トゥーリオはGKと1対1になる中で冷静に横にパスし、FWラファエル・エリアスが押し込んで先制した。エリアスは今季7点目となっている。 追いかける横浜FMは前半27分にMFエウベルがファウルを受けた後に激昂し、相手選手に体当たりしてイエローカードを受ける。これが今季4枚目の警告で次節出場停止となった。さらに同34分、エウベルがトゥーリオに倒されてFKを獲得するとFWアンデルソン・ロペスがDF鈴木義宜に体当たり。一発退場は免れたもののイエローカードを受けて不必要なカードを連続でもらう形となった。 それでも前半38分、横浜FMはMFヤン・マテウスが蹴った右からのCKを蹴ると、DF畠中槙之輔がコースを変えたボールは鈴木に当たってゴールイン。オウンゴールで同点とし、1-1で前半を終了した。 ただ2点目は京都に生まれた。後半7分、DF佐藤響が持ち運んでスルーパスを出すとFW原大智が抜け出して決定機。原は2人を振り切って勝ち越し点を決めた。 横浜FMは後半22分にさらなるアクシデント。投入されて30秒ほどのFW宮市亮が右脚を押さえて倒れ込み、担架に乗って交代を余儀なくされた。同41分には京都のCKから鈴木のヘディングシュートがゴールに向かう。ここはMF喜田拓也が寸前でクリアして失点を回避した。ただそのまま試合終了となり、京都が勝利した。