石破首相vs野党“政治改革”めぐり論戦 立憲・辻元氏の「ふてほど」指摘に…
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国会では12月3日も代表質問が行われました。野党側が強く求める“政治改革”などについて、石破首相は何を語ったのでしょうか。 ◇ 2日目の代表質問に臨んだ石破首相。立憲民主党の辻元代表代行は、企業・団体献金について次のように切り込みました。
立憲民主党 辻元代表代行 「企業・団体献金のことを質問された答弁で、何かむっとして答弁されたように見えるんですね。国民も不信を抱いてるんですよ。そして、それを批判してその答弁、むっとして答える」 辻元氏が指摘したのは、前日2日の石破首相の答弁です。 石破首相(2日) 「我が党としては…」 「えー!」 石破首相 「我が党としては、企業・団体献金自体が不適切であるとは考えておりません」
このシーンについて辻元氏は、2日に「新語・流行語大賞」の年間大賞に選ばれた言葉を使って批判しました。 立憲民主党 辻元代表代行 「これこそですね『ふてほど』、『不適切にもほどがある』んじゃないですか、皆さん。きょうは総理、ぜひ爽やかにお答えいただきたいと思います」 石破首相 「政党として避けなければならないのは、献金によって政策がゆがめられることであります」 企業・団体献金の禁止を迫る辻元氏に対し、「透明性の確保が重要」だと改めて強調しました。 さらに辻元氏は、石破首相が所信表明演説で触れた石橋湛山元首相の言葉を引用し… 立憲民主党 辻元代表代行 「石橋湛山氏はこう言っています。『政治家にはいろんなタイプがいるが、最もつまらぬタイプは自分の考えを持たない政治家だ』と言っています。総理、このままではあなたはブレまくり、湛山氏の言う『つまらない政治家』になってしまうのではないですか」
「つまらない政治家」という指摘に、天を仰ぐ石破首相。 石破首相 「議員のご指摘はよくよく私としても受けとめ、反省をし、改めていかねばならないと思っております。湛山先生がおっしゃいますところの『つまらない政治家』にならないように、よく自重自戒してまいります」