関口雄飛「とても苦しい時間だった」。中山雄一「もてぎでも強いレースをしたい」【第7戦GT500決勝会見】
10月20日に大分県日田市のオートポリスで開催された2024スーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』。土曜日の走行が悪天候の影響ですべてキャンセルになったため、日曜の午前中に予選、午後に決勝というタイトなスケジュールでレースが進行されることとなった。 そんな第7戦の3時間レースを予選10番手から大逆転で制した39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraの関口雄飛と中山雄一、脇阪寿一監督が決勝を振り返り、次戦第8戦もてぎへの展望をあわせて語った。 ■関口雄飛/第1スティント担当 「ワンデー開催ということもあり、予選と決勝のみで走行が少ないなかクルマのコンディションが良かったこともあって優勝できました」 「開幕戦から前戦まで2位はありましたが、そこから抜け出すのに長く掛かり、チームもドライバーもとても苦しい時間だったと思います。優勝を勝ち取ることができて非常に嬉しいです!」 「(次戦への展望)今回のレースを次のレースに繋げていきたいです」 ■中山雄一/第2、第3スティント担当 「開幕戦からつらいレースが続いていて、今朝の予選も10番手とあまりいい感じではなかったなか、決勝では調子よく走れました」 「そこまで至るのに皆が悩んでいろいろと決断をし、『よし、これで行こう!』とセットアップをしてくれました」 「1回目のピットストップは順位を下げてしまったけれど、2回目は監督の脇阪さんの判断も良く、クルマもドライバーもうまくハマった感じがありました。優勝できて良かったと思います!」 「(次戦への展望)去年もオートポリスともてぎで同じような悩みがあって、それで良い結果を逃してました。しかし、今回それがクリアできたので、もてぎも同様にクリアして、チャンピオンシップを考えて強いレースをしたいと思います」 ■監督/脇阪寿一 「今回は本当にドライバーふたりが引っ張ってくれたと思ってます。どうやってチームを引っ張るかがとても重要で、これは僕もドライバー出身なので分かります」 「彼らにかける思い、ライバルに負けないという強い気持ち、作戦やセッティングによって彼らには言っていますが、僕はそんなこと思っていません。彼らふたりの走りがこの優勝を導いたと思っています。だから、ふたりを褒めてあげてください」 [オートスポーツweb 2024年10月20日]