優勝戦1号艇の土屋智則

　ボートレース尼崎のSG「第34回グランドチャンピオン」は、いよいよ優勝戦を迎える。5日目12R準優で予選トップ通過の徳増秀樹が敗退となり、優勝戦の1号艇は土屋智則の手に転がり込んだ。仕上がりは万全。大一番でV逃げを決めて2度目のSG制覇を決めるか。 　【優勝戦】“セット交換”が奏功 　土屋にVへの追い風が吹いてきた。予選首位の徳増が準優の12Rで4着に敗れ、優勝戦1枠をゲット。“セット交換”後に実戦パワーは明らかに上向いた。準優はインからコンマ02の踏み込みを見せたが、「勝負どころは腹をくくって行っています」と優勝戦でも貫く構え。スタートに集中して逃げるのみだ。準優の12Rで鮮やかな捲り差しを決めた西村がその再現を狙う。準優前に“セット交換”した池田は実戦気配がアップ。百戦錬磨のハンドルで展開を突いてくる。宮地が2コース自在戦で挑戦。上條、平本は展開を待ちたい。 　＜1＞土屋智則　バランスが取れていい足。上位と言っても大丈夫。回り足の方には自信がある。 　＜2＞宮地元輝　少しずつエンジンを育てているので最後にはしっかりと回れるように仕上げたい。 　＜3＞西村拓也　準優は展開が良かった。足はバランス良く仕上がっている。 　＜4＞池田浩二　セット交換したけど、一瞬の上がりが良くなった程度。悪くはないけど、どの足も大した足ではない。 　＜5＞上條暢嵩　セット交換しなくても、いい仕上がりだと思う。出足がいい。スタートも行けている。 　＜6＞平本真之　足はバランスが取れて、こぢんまりとまとまっている感じ。スタートは勘通り行けている。