元熊本ユース主将の23歳MFが現役引退を決断…熊本でJ2昇格、高知でJ3昇格を経験
J3昇格の高知ユナイテッドSCは18日、MF田尻康晴(23)が2024シーズンをもって現役を引退することを発表した。 【写真】「イケメン揃い」「目の保養すぎ」今季MVPの武藤嘉紀が豪華メンバーで会食 熊本県出身の田尻はロアッソ熊本ユース時代にキャプテンを務め、2種登録選手としてトップチームでもプレー。2020年に正式昇格を果たし、プロ3年目の2022年にJFLの高知へ期限付き移籍した。 同シーズン限りで熊本との契約が満了となり、翌2023年から高知へ完全移籍。レンタル時代を含む2シーズンはコンスタントに出場機会を得ていたが、チームがJFLで2位だった今季はリーグ戦3試合の出場にとどまり、J3・JFL入れ替え戦では出番がなかった。 高知は入れ替え戦を制して初のJリーグ参入が決定。田尻は熊本在籍時もJ3優勝でのJ2昇格を経験している。 現役引退に際してクラブ公式サイトを通じ、「今までサッカーを通してたくさんの方と出会い、たくさんの事を学び、大きく成長することができました。子供の頃から思い描いていた理想像とはかなりかけ離れてしまい、色々な思いがある中で後悔なくやりきり、ここで区切りを付けることにしました」と説明した。 続けて「高知ユナイテッドSCで3年間、ロアッソ熊本で2年間お世話になりました。高知ユナイテッドSCでのJ3昇格、ロアッソ熊本でのJ2昇格は僕にとって宝物です」とし、「これから第二の人生を歩むことになりますが、自分らしく謙虚に、ひたむきに頑張っていきます!」と決意。「今まで応援してくださった皆様、僕のサッカー人生に関わってくださった方々、家族、ありがとうございました!!」と感謝を語った。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●MF田尻康晴 (たじり・こうせい) ■生年月日 2001年6月27日(23歳) ■出身地 熊本県 ■身長/体重 174cm/65kg ■経歴 アスフィーダ熊本ジュニア-ブレイズ熊本-熊本ユース-熊本-高知 ■出場歴 J3リーグ:1試合 天皇杯:6試合 JFL:54試合1得点 ■コメント 「今シーズンをもちまして現役を引退する決断をしました。 皆さんの前で報告するべきでしたが、このような形での報告になってしまいすみません。 今までサッカーを通してたくさんの方と出会い、たくさんの事を学び、大きく成長することができました。 子供の頃から思い描いていた理想像とはかなりかけ離れてしまい、色々な思いがある中で後悔なくやりきり、ここで区切りを付けることにしました。 高知ユナイテッドSCで3年間、ロアッソ熊本で2年間お世話になりました。高知ユナイテッドSCでのJ3昇格、ロアッソ熊本でのJ2昇格は僕にとって宝物です。 サッカーを始めた4歳から今までの19年。大変なこと、苦しいことがたくさんありましたが、周りの方々や環境に恵まれてとても幸せなサッカー人生を送ることができました。 これから第二の人生を歩むことになりますが、自分らしく謙虚に、ひたむきに頑張っていきます! 今まで応援してくださった皆様、僕のサッカー人生に関わってくださった方々、家族、ありがとうございました!!」