大手自動車メーカー5社不正発覚も「トヨタブランドは簡単には消えない」「国交省の検査が古すぎ」…書き込み目立つ
【ネット騒然銘柄】 4日、ネット上は自動車の型式指定申請における不正が発覚したトヨタ自動車(7203)の話題で持ち切りとなった。トヨタやホンダなど大手自動車メーカー5社の不正に対して、斎藤健経産相は「自動車認証制度の根幹を揺るがす行為」と非難。問題はしばらく尾を引きそうだ。 大手株系掲示板では、トヨタへの批判より「国交省の検査が古すぎ」「政治家より(トヨタ会長の)章男のほうが信頼できる」「トヨタブランドは簡単に消えない」など、トヨタ側の視点からの書き込みが目立つ。ただちに販売不振に直結するような問題ではなさそうで、株価も小幅安にとどまったが、どのような幕引きとなるのか気になるところだ。 4日は、人工知能(AI)を活用した小売支援事業を展開するデータセクション(3905)が一部ネット上で話題となった。KDDIなどと共同でAIデータセンターの構築を協議することを発表し、2日連続でストップ高したものの、そこから株価が急落に転じた。ネット上では「かなり良いニュースだと思ったのに…」などと肩を落とすトレーダーが散見された。 (新井奈央)