スロット監督がサラーの残留を要請「長くいてくれることを願う」 久保建英去就に影響も
日本代表MF遠藤航が所属するイングランド・プレミアリーグのリバプールを指揮するアルネ・スロット監督が、クラブ側にエジプト代表FWモハメド・サラーの残留を要請した。 今季限りで契約を満了するサラーを巡っては、契約延長に至っておらず、退団の可能性が盛んに報じられている。後釜としてスペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英の名前も報道されている状況だ。 ただ、今季も欠かせない戦力であることを証明している。3―3の引き分けだった4日のアウェー・ニューカッスル戦では2ゴール、1アシストと全得点に絡んだ。リバプールにとって退団は痛手だ。 それだけに、英紙「エクスプレス」によると、その試合後の会見で指揮官は「彼が長く私たちと一緒にいてくれることを願っている。彼は後半に並外れたプレーを見せてくれた。私たちのために信じられないようなことをたくさんしてくれた」とコメント。強い言葉ではないものの、クラブ側への残留要請というわけだ。 サラーは「おそらくクラブに残るよりも出て行く方が近いだろう」との発言もしているが、条件面のつり上げ目的との見方もある。果たして指揮官の願いはかなうのか。結果は、久保の今後にも影響しそうだ。
東スポWEB