【NBA】マレーとラッセルのトレード案:レイカーズやホークスにとってイエス/ノーとなる理由
レイカーズがノーと言う理由
マレーが加わったとしても、レイカーズはウェスタン・カンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだ昨季を上回るのに十分だろうか。現在のチームは勝率5割をわずかに上回っている状態だ。それにこの取引で将来をさらに担保に入れることとなる。 こういった取引を行わずにシーズンを戦い抜くと決めたら、レイカーズは優勝できないだろう。だが、ドラフト後にトレードできる1巡目指名権が3つあり、マレー以上の好選手が獲得可能になった時に狙うことができる。 また、最近のラッセルは好調だ。1月11日(日本時間12日)以降は平均23.6得点をあげている。このまま彼がそのペースを保てるのか見ていくかもしれない。
ホークスは合意するか?
ホークスがドラフト1巡目指名権3つや指名交換権と引き換えにマレーを獲得してから、まだ2シーズンも経っていない。ここで彼を手放す見返りとして、ホークスにとって受け入れるのが非常に厳しい条件だろう。だが、彼らはマレーを放出しようとしており、これが最高のオファーかもしれない。 マレーとトレイ・ヤングは、ホークスが期待したほどうまく機能していない。最近のホークスはプレイが良くなったが、それでもイースタン・カンファレンスの10位だ。編成をし直し、オールスターガードであるヤングを中心にし、さらに良いチームをつくろうとする必要がある。 見返りにラッセルを獲得することも事態を複雑にさせる。ヤングやボグダン・ボグダノビッチと一緒にするのは理にかなわない。あまりにも守備が問題だ。ホークスは彼を引き受ける別のチームを探さなければいけないだろう。 フッド・シフィーノは今季、レイカーズであまり試合に出ていない。彼はガードとして素晴らしいサイズで、攻守両面で優れた選手になる可能性もある。ヒットすれば、ヤングの隣で素晴らしい活躍を見せるかもしれない。 リーブスを取引に含めないでレイカーズに現時点的に可能なオファーであっても、ホークスがノーと言う状況に感じられる。彼らはすぐに引き金を引くチームではない。ジョン・コリンズが良い例だ。 フッド・シフィーノを特別に高く評価するか、ラッセルのための3つ目のチームを見つけられない限り、ホークスは夏にもっと良いオファーが届くのを狙うだろう。
Stephen Noh、坂東実藍