「石油ストーブから火が上がっている」…住宅火災相次ぐ、大阪・香川で3人死亡
1日から2日にかけて大阪府や香川県で住宅火災が相次ぎ、3人が死亡した。 1日午前3時25分頃、大阪府箕面市小野原東の3階建てマンション1階の一室から出火。約1時間半後に消し止められたが、この部屋に住む無職清水清子さん(88)が死亡した。大阪府警箕面署によると、同居する息子も負傷し、病院に搬送されたが、命に別条はない。息子は消防隊員らに「石油ストーブから火が上がっているのに気づいて逃げた」と説明したという。
2日未明には、同府藤井寺市西古室の木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。府警羽曳野署は、この家の住人の90歳代男性とみて身元確認を急いでいる。 香川県丸亀市田村町では2日午前6時50分頃、伊場省三さん(56)方から出火し、木造2階建ての一部を焼き、1人の遺体が見つかった。県警丸亀署は一人暮らしの伊場さんとみて身元を調べている。