【若返りやせダイエット】ボディメイクのプロ・石本哲郎が教える「丸亀製麺」の太らない食べ方
たんぱく質は天ぷらで摂るべし
では、何でたんぱく質を補えばいいかというと、それは「天ぷら」です。「天ぷらなんて揚げものだし、もっと脂質が高いのでは!?」と思うかもしれませんが、肉うどんに比べたら全然低い! これも参考までに、「はなまるうどん」の天ぷらの栄養成分で見てみると、イチオシはとり天。たんぱく質10.5g、脂質7.0gで142kcalと、肉うどんの肉よりも高たんぱく・低脂質です。『丸亀製麺』でとり天と同類にあたるのが「かしわ天」ですが、食べた実感としては「かしわ天」のほうがちょっと大きめ。身もギュっと詰まっていたので、たんぱく質10gは余裕で超えているはずです。
他にたんぱく質が摂れる天ぷらとしては、「ちくわ天」、「ちくわ磯辺天」、「いか天」、「えび天」などがありますが、この中で「えび天」だけはちょっと微妙。身が小さいため、たんぱく質より衣の脂質がかなり高めになっていると思われます。 また「ちくわ磯辺天」はサイズが小さめなので、たんぱく質量が足りません。「かしわ天」にプラスして食べるなら問題ないですが、たんぱく質摂取目的の天ぷら1個分としてカウントできないため気をつけましょう。 ※注:店舗により、「ちくわ天」と「ちくわ磯辺天」どちらかしかない場合があります。
天ぷらでNGな食材は?
逆に選んじゃいけないNG天ぷらは、「野菜かき揚げ」。野菜とはいうものの、かき揚げという形状から尋常じゃなく油を吸ってます。
また、通常メニューではありませんが、「まいたけ天」にも要注意。きのこは食物繊維が豊富で低カロリーな“若返りやせ”食材なんですが、実際に食べた実感として、かなり油を吸っています。かき揚げとまいたけ天は、ほぼ脂の塊を食べてるようなもの! と心得て、若返りやせを狙うなら絶対に避けましょう。
天ぷらとうどんの組み合わせ術。うどんはシンプル・イズ・ベスト!
では実際に、天ぷらとうどんの組み合わせ方をレクチャーしていきます。基本的には「好きなうどんの並に、先述したおすすめの天ぷらを1~2個足す(かしわ天+αが理想)」というスタイル。並でも麺の量は結構あるため、男性でも十分だと思います。これからバリバリ動くぞっという時は大サイズを食べてもいいけど、夜は並にしておきましょう。 また、好きなうどんといっても、当然ながら肉うどんはNG。「カレーうどん」は、意外と汁がサラッとしていて、脂質がそこまで高くなさそうなので、汁を飲み干さなければ問題なし。「きつねうどん」は油揚げのカロリーが気になりますが、食べてもOKです。 ただ、おすすめは、かけ、ぶっかけ、釜揚げ、ざるなどのシンプルなもの。余計なカロリーが加算されないのが、何よりの安心材料です。