東大メタバース工学部「ジュニア講座」7-8月、渋滞学など
東京大学メタバース工学部は、ジュニア講座「渋滞学入門~クルマの渋滞編~」を2024年7月29日と30日、「研究者ってどんな仕事?(CROCES発ジュニア講座)」を8月5日、「スマホで脈波を測ろう」を8月5日、8日と9日に開講する。参加費無料、Webサイトより申し込む。 【画像全4枚】
ジュニア講座「渋滞学入門~クルマの渋滞編~」は2024年7月29日と30日にオンラインで開講する。第1回は「交通流の基本図とセルオートマトンモデル」と題し、セルオートマトンという数理モデルを用いて、交通流モデルを構築できることを紹介する。第2回は「交通流セルオートマトンモデルの改善とクルマ・ヒト・アリの基本図の違い」と題し、第1回で紹介した交通流のセルオートマトンモデルの改善方法を一緒に考える。また、ヒトとアリの基本図とクルマの基本図との違いについても考察する。先生がクイズを出し、一緒に考えながら学べる講座となっている。
対象者はおもに中高生だが、それ以外の人も参加できる。定員の制限はない。参加費無料。申込締切は、7月22日。受講者への連絡は、7月23日ごろを予定している。
ジュニア講座「研究者ってどんな仕事?(CROCES発ジュニア講座)」は8月5日、オンラインと対面のハイブリッド形式で開講する。研究者は「オリジナリティ」を追究して、自分だけが成しえることは何かと常に自問自答しているという。そんな研究者の先生がどんなことを考えているのか、一緒に議論しながら学べる講座となっている。
対象者はおもに小学生・中学生・高校生とその保護者だが、それ以外の人も参加できる。定員は対面が110名、オンラインは200名。参加費無料。申込締切は、対面参加が7月22日、オンライン参加は7月29日。受講者への連絡は、対面参加希望者には7月23日ごろ、オンライン参加希望者には7月30日ごろを予定している。
ジュニア講座「スマホで脈波を測ろう」は、対面は8月5日、オンラインは8月8日と9日に開講する。参加者が自身のスマートフォンを使って、脈波計測に挑戦する体験型の講座となる。脈波計測はパルスオキシメータ(血液の中にある酸素の量を測定する医療機器)のもととなっている。講座を受講することで、今学校で学んでいることが工学を通してどう医療や生活に役立っているのかを実感することができるという。参加にあたり、Excelなどの表計算ソフトを利用した経験があると好ましいが、必須ではないとのこと。