MLB ドジャース・大谷翔平が達成した「50―50」は流行語大賞ならずも最終候補10語に選定 「つまらなさを埋めたのは大谷選手の活躍だけ」
今年話題になった言葉に贈られる現代用語の基礎知識選「2024ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、発表され米大リーグ、ドジャース・大谷翔平投手(30)が達成した「50本塁打、50盗塁」を意味する「50―50(フィフティー・フィフティー)」は30語のノミネートから選考委員会が選定した最終候補10語に入ったが、年間大賞とはならなかった。 年間大賞はTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が輝いた。大谷は今季、右肘を手術した影響で打者専念のシーズンを過ごし、9月19日(日本時間20日)のマーリンズ戦で49、50、51本塁打と50、51盗塁をマークし、メジャー史上初となる「50本塁打、50盗塁」を達成。「40本塁打、40盗塁」も大谷を含め過去6人しか達成者がおらず、史上初の偉業達成へ注目度が高まっていた。 選考委員の言語学者・金田一秀穂(71)は選評で「毎日のニュースを聞いていて、うんざりさせられる日々だった。そのつまらなさを埋めたのは何よりも大谷選手の活躍だけだった。大谷選手と同時代に過ごせたことの幸運を味わうことができた」と大谷の活躍について語った。