【みんなで考えよう】犯罪から子どもを守るため、どんな対策をしている?危ないと感じた経験も教えてください
春の進学や進級が間近に迫ってきました。新しい学校へ入学したり、進級したり、習い事を新たに始めたりして、環境が変わる子どもが多くなります。行動範囲が広がる中、関心が高まるのが子どもの防犯です。 ヤフーの検索データを見てみても、毎年4月に「防犯ブザー」の検索が増えています。また、同時期に「子供gps」「防犯グッズ」といった言葉が検索されています。子どもが単独で動くことを心配し、防犯ブザーを持たせたい、GPSで居場所を把握したい、というニーズが浮かび上がってきます。 2022年の警察白書によると、13歳未満の子どもが被害者となった刑法犯の認知件数(2021年)は8688件と減少傾向にあるものの、暴行(1104件)や傷害(849件)は10年前と比較すると増加傾向にあります。強制性交等(171件)や略取誘拐(108件)は2018年以降100件を超す状況が続いています。 一方で、国が2018年にまとめた「登下校防犯プラン」によると、防犯ボランティアの高齢化や共働き家庭の増加で「地域の目」が減り、見守りの空白地帯が生じているといいます。また、防犯対策に詳しい「ステップ総合研究所」によると、学校などでの対面の防犯教室がコロナ禍で中止・縮小。最近は再び開催されるようになったものの、3年間防犯教室を行っていない学校もあるといいます。同所は「教員の働き方改革を背景に、通学路の安全の責任は学校から地域・家庭へと移行した。学校の安全教育だけに頼らず、家庭でも担う必要がある」と指摘しています。 保護者のみなさんは子どもを犯罪から守るため、どんな対策をしていますか? また子どもに気をつけてほしいことを、どのように伝えていますか? 効果があった言葉や、危険を回避できたことなどがあれば、この記事のコメント欄で教えてください。また、実際に子どもが危ない目にあったり、ひやりとしたりした経験はありますか? どういった場面で被害にあいそうだったかなど、具体的に記載してください。 Yahoo!ニュースはコメント欄のみなさんの意見や体験を通して、より深くニュースについて考えたり、多様な考えに触れたりできる機会を作りたいと考えています。今回いただいたコメントを抜粋・編集した上で、後日議論の流れがわかるようなコンテンツとして別ページにて掲載する予定です。いただいたコメントを取り上げさせていただく場合がございますのでご了承ください。みなさんの考えをぜひ聞かせてください。