【隠れ便秘チェックシート】3つ以上は要注意!今すぐできる改善策|美ST
■便の材料になる白米をしっかり食べる 炭水化物が含まれるお米は太るイメージがあります。しかし白米に含まれるでんぷんは、冷えることで難消化でんぷんとなり、小腸で吸収されず大腸まで届き善玉菌のエサに。GI値が下がると血糖値の上昇が穏やかになるので、朝昼におにぎりを1つずつ食べると腸活に。 ■排便習慣を身につけて腸の老化を食い止める 以前に比べ便の量が少ない、残便感がある、突然の腹痛に襲われるなどの症状が現れたら腸老化のサインです。食べ物は胃で消化吸収されやすい形状になり、6~7mの小腸に移動し消化吸収されます。大腸でビタミン・ミネラル・水分が吸収され、その残りが便となって排出されるのです。その一連の動き「ぜん動運動」が滞ってしまうと、ガスや便が溜まりぽっこりお腹の原因に。毎日1回柔らかいバナナ状の便をツルンと排出させるためには、運動を習慣づける、ビフィズス菌や乳酸菌をきちんと摂取、不溶性の食物繊維を食べるなどして、腸の動きを活発にして“溜めない”腸を目指しましょう!
■2万人以上の腸内洗浄をしてきた腸のスペシャリスト! お話を伺ったのは… コロンハイドロセラピスト・インナー美人アドバイザー 齊藤早苗さん 看護師として大学病院勤務後、米国で腸内洗浄セラピーの研修を受け国際ライセンスを取得。20年以上にわたり頑固な便秘やぽっこりお腹に悩む人たちにセラピーを行い、腸のヘルスケアを指導。主婦と生活社より『美腸やせ』を出版。現在はYouTubeチャンネル「さなえ先生【便秘解消・腸内洗浄専門家】」も配信中。 2024年『美ST』1月号掲載 撮影/渡邉明日香(A-1) イラスト/前田さつき 取材/稲垣綾香 取材・編集/増野玲奈